2. たかが社内コンテスト、されどコンテスト。独自のゲーム配信基盤「PIC Hub」まで作ってしまう運営の狂気

こんにちは、Y田です。
前回、社内アプリコンテストの歩みと、運営の難しさ・組織としての課題について書きました。
今回は、課題について行った挑戦について、書いていきます。


1. ゲームコンテスト「2つの挑戦」

① 開発だけではない「プロモーション」の審査

今回は成果物の完成度だけでなく、プロモーションビデオの公開といったPR活動も審査対象に加えることにしました。
このことにより、今まで以上に難しい審査を行うという側面を持ちつつ、リアルなゲーム開発の場を経験できると考えております。

  • 開発工程からの進捗発信(ユーザーへの情報提供)
  • リリース後のユーザーフィードバック対応
  • 専用プラットフォームを通じた双方向コミュニケーション
    魅力的なゲームを作るだけでなく、いかに多くの人に楽しんでもらうかという「届ける技術」にも挑戦しています。

② 独自プラットフォーム「PIC Hub」の構築

現在、ゲームコンテストの運営にあたって、独自のゲーム配信プラットフォーム「PIC Hub」を開発中です。
ゲーム開発者が「自分の作品が本格的なプラットフォームに並ぶ喜び」と
ゲームプレイヤーが「お気に入りのゲームを見つける楽しみ」を、社員全員が体験できる場所になれることを目指しています。

この2つの挑戦に挑むため、下準備期間を含めて2年構想で行いました。


2. 広報として活用した技術的要素

次に、プレイヤー視点から今までの繰り返しだという固定概念から脱却させるため、告知の手法にもこだわってみました。
単純な文字の羅列では伝わり切れない、こだわりや力の入れようを伝えるために、告知用のポスターや動画を作成する事にしました。
そのゲームコンテストの広報用のポスターや動画制作において、使用したアプリや技術についてご紹介します。

■ ポスター制作:AIとの共同作業で挑むデザイン

「クオリティには妥協したくない」という思いから、今回はChatGPT(AI)とデザインツールのCanvaを組み合わせて制作しました。

単にAIに画像を生成させて終わりではなく、以下のステップで「自分のイメージ」を形にしていきました。

  1. ポスター案の作成

    8つの構図案を考案し、そこから3つに厳選。

  2. AIによるイメージ生成
    自作のラフ画像をAIに読み込ませ、構図や配色の参考に。ロゴ案もAIと壁打ちしながら生成しました。

  3. こだわりの「清書」
    AI生成物をそのまま使うのではなく、それをお手本にしつつ、自分の絵柄で描き直しました。バランスやパースに関してもAIにサポートしてもらいました。

  4. Canvaで仕上げ
    最後にCanvaの豊富なテンプレートや素材を活用し、「プロっぽい」ポスターを完成させました。

■ 動画制作:Adobe After Effectsへの挑戦

社内向けとはいえ、コンテストを盛り上げるために本格的な告知動画を作成することにしました。ツールにはAdobe After Effects(AE)を導入しています。

After Effectsを使用して感じたメリット:

  • 圧倒的な多機能さ:「こんな動きにしたい」というアイデアはすべて実現可能です。エンジニアの感覚で言えば、「フルスタックなフレームワークを使いこなす楽しさ」に似ています。
  • 学習リソースの宝庫:YouTube等に質の高いチュートリアルが無限にあるため、自走してスキルを磨ける環境が整っていました。

一方で感じた「苦労」:

  • 高い学習コスト:多機能ゆえにUIが複雑で、慣れるまでには相応の忍耐が必要です。
  • マシンパワーとの戦い:動作が重く、プレビューやレンダリング(書き出し)の待ち時間は避けられません。

最後に

プログラミングから少し離れた「デザイン」や「動画制作」という分野でしたが、システム開発に応用できそうな視点を学ぶ非常に良い経験となりました。普段はベンダーに依頼しがちな工程を自ら手がけることで視野が広がり、今後の開発にも活かせると考えています。

今回の挑戦結果はどうなっていくのか。
その結果も記載予定ですし、今後は参加者側からの発信も予定していますので、どうぞお楽しみに!

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